Frederik Schnieders “painting work preview”
会期延長！ ~10/7
フレデリック シュナイダー “painting work preview”

ベルギーからフレデリックの作品展。
彼の作品は、通常は大画面のものがほとんどなのですが、今回は年明けて彼が来日してのタグスタ個展の前のプレビューという事で、現地より持ち帰った小さなドローイング10数点の展示とグッズの販売をおこないます。

日程 : 2013年9月20日(金)〜10月7日(月)
会場 : TAGSTÅ GALLERY
時間 : 7:00~20:00
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彼は現地でスケッチマシーンの異名をとるくらいなので紛れもなく画家なのでしょうが、初めて会った時は人気者故か、いつも人にかこまれていて、身のこなしもロックスターの様で洒落ていて、beckと高田渡さんを混ぜみたいな感じだなと思いました。 彼の作品は実在のロックスターや、娼婦、街の不良たちをモデルとし、制作のプロセスとしては、まずモデル達を写真に治めるところから始まるようです。と言っても写真をそのまま引き写しただけの単なるポートレート画ではなく、彼独特の視点でとらえた対象は、時には愛情深く美化されたり、時には皮肉をこめて醜く骸骨にされたり、のっぺらぼうにされたりと、よくモデルが怒らんなあと思うくらいにデフォルメされていますが、それが彼にとっての事実を表現する事なのでしょう。 画面にはあらゆる感情が交錯し、木炭、チャイニーズインク、マーカー、アクリル、オイルスティック、スプレー、紙を貼り付けたり、言葉も動員して、手当たり次第何でも使っての色と線が何層にも積み重なって独特の世界観があります。 ゴージャスで、チープで、クールで、 どこか投げやりの様でありながらも繊細。と言うとまるでロックンロールですな。そういうテイストがお好きな方には是非観ていただきたい展示でございます。 YABU