「夜間学校 IN 春吉」平行線は交わる。[VOL.05]田舎で映画をやるということです

「夜間学校 IN 春吉」平行線は交わる。[VOL.05]田舎で映画をやるということです

  • 日 程 :2012.09.14(金) ~ 2012.09.14(金)
  • 会 場 :TAGSTÅ GALLERY
  • 時 間 :-
  • 入場料 :1500yen

いわばフリーペーパー『YODEL』の肉声版ともいえるラインナップの「夜間学校 in 春吉」(全6回)がいよいよ開校します!
6回を通してホストを務めていただくのは、さまざまなカルチャーを横断するライターであり、フランス語教室ROVAを主宰する小柳帝氏。
場所は先日オープンした TAG STA GALLERY。

[VOL.05]田舎で映画をやるということです
Guest 茂樹(Liberte) 21:00開場
 原さんと最初に出会ったころ、彼はエレキギター片手に歌を唄っていて、ある日自作のテープを頂いた。それは、柔らかな物腰と落ち着いた話しぶりからは想像できない、なかなか破天荒なものだった。ちょっと性急なリズムとデイヴィッド・バーン風の素っ頓狂な歌いっぷりに驚いて「歌詞は英語ですか?」と尋ねたら、「いや、デタラメ語です」という返事に、いっそう興味を惹かれた。ちょうど「シガゴ系」とか「音響系」などと呼ばれるポスト・ニューウェーブ的な音楽にシンパシーを持っていた10年以上前の話だ。それから随分時間が経ち、今、原さんは日田で「リベルテ」という映画館と格闘している。「田舎で映画館をやるということ」には「音楽をやり続ける」ことと同じように、もしくはもっと様々な困難を伴うかもしれない。しかし、持ち前のポジティブで真剣な姿勢でアナログ・フィルムを回す彼に、共感や関心を持つ人も多い。今度の「夜間学校in春吉」では、その辺の話をたっぷり聞きたいと思う。くわえて、当日はクリエーターとしての彼の側面(映像or音楽)もかいま見れそうだ。そして、恒例となりつつある来場者へのプレゼントも、映画にまつわるものを準備いただけそう。ただし先着30名さま。みなさん、原さんの試みに、ぜひご参加ください。

PROFILE_

  • 小柳帝

    ライター・編集者・翻訳者・フランス語講師、映画・音楽・デザイン・知的玩具・絵本などの分野を中心に、さまざまな媒体で執筆活動を展開中。
    その他、CDやDVDの開設、映画のパンフレットの執筆等多数。
    また、フランス語教室ROVAを主宰。 東京・鎌倉校は現在新規受講生を、福岡校は編入生を募集中。